もやし

もやしは、野菜の中でも格安です。ラーメンや中華料理、野菜炒めによく使われます。野菜の端境期には、もやしの売れゆきも上がるようです。

もやしには、あまり栄養がないように見えますが、実はビタミンCやギャバがたくさん含まれています。もっと上手にもやしを使いたいと思います。

もやしの栄養

もやしは95パーセントが水分で、豆から発芽してもやしになるとエネルギーが減る一方で、新たに栄養素がたくさん生成されます。

中でもカリウムやビタミンCなどです。他にも、アスパラギン酸・γ—アミノ酪酸(GABA)・アスパラギンなどの遊離アミノ酸も生成します。また、食物繊維も多く含まれます。

もやしは、1袋で35kcalと言う低カロリーです。食物繊維も多く含まれているので、ダイエットには最適な野菜と言えますね。

カリウム
カリウムはミネラルの一種で、心臓機能や筋肉機能を調節し、血圧を下げます。
ビタミンC
ビタミンCは水に溶けるビタミンで、血管を強化したり鉄分の吸収を促進する働きがあります。その他コレステロールの低下やガン、動脈硬化の予防、カゼの予防効果があります。
アスパラギン酸・アスパラギン
アミノ酸の一つで、スタミナをつけたり、新陳代謝をよくするので疲労を回復させる効果、美肌効果があります。肩こりの解消、安眠ができます。もやしには、アスパラガスの2倍のアスパラギン酸が含まれています。
γ—アミノ酪酸(GABA)
アミノ酸の一種で、血圧上昇抑制作用、精神的安定作用、脳機能改善作用などがあります。

もやしは、緑豆などに水をかけて発芽させます。そして、10日後には出荷できます。発芽することで、豆にはなかった栄養素が生成されます。

もやしの種類

緑豆もやし
国内の9割が緑豆もやしです。緑豆は中国産です。緑豆ではハルサメ・春雨が作られます。
ブラックマッペ
ミャンマー産の豆です。ビタミンCが多く含まれています。
豆もやし
中国やアメリカ産が多いそうです。韓国ナムルに使われています。アスパラギン酸が多く含まれています。

もやし炒めのコツ

中華料理店では
中華料理楽天 店では火力は最大にして、中華鍋に油を引いてから、湯と塩を入れてもやしを湯通しします。もやしをざるに上げます。新たに油をしき、塩を入れます。そこにもやしを入れて、こしょうと水溶き片栗粉を入れます。10秒炒めたらできあがりです。最初から58秒かかっただけです。もやしのひげはあらかじめ取っておきます。
家庭では
もやしのひげを丁寧に取ります。(シャキシャキ感を出し、雑味がなくなります)フライパンに油をしき、もやしを入れます。火力を弱くします。3分で水が出て来るので、強火にして水分を飛ばします。2分までで止めます。塩、コショウは最後に入れます。フライパンの中には水分が残りません。全部で5分18秒でできました。

もやしQ&A

もやしは、生で食べられますか?
もやしは生では食べられません。必ず加熱してください。
もやしは、洗わないといけませんか?
軽く洗ってから使ってください。
もやしの保存法は?
もやしの袋に爪楊枝で1カ所穴を開けて、冷蔵庫の野菜室で保管してください。

もやし料理

豆もやしの炊き込みご飯
米2合、豆もやし1袋、煮干し10尾、塩小さじ1/2、酒大さじ1、ごま油大さじ1を入れて炊飯器で炊きます。
にらともやしのスープ
2人分で、もやし 1/4袋(約50g)、にら3~4本、洋風スープの素(固形)1個、白いりごま適宜、片栗粉、塩、こしょう少々。にらは長さ5cmに切る。(1)片栗粉小さじ2は、水大さじ1と1/2で溶き、水溶き片栗粉を作る。(2)鍋に水360mlを沸かし、スープの素を入れて溶かし、もやしとにらを入れてひと煮立ちさせる。塩、こしょうを少々入れて混ぜてから、水溶き片栗粉を回し入れ、手早く混ぜてとろみをつけ、器に盛って、いりごまをふる。
キキョウの花
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更新日:2020/03/15