百日咳(ひゃくにちぜき)

百日咳と言えば、小さい子どもが罹っていたのをみたことがあります。夜になって、咳き込んでいる音が辺りに響き渡っていました。何日も続くので、かわいそうでした。

百日咳菌は、インフルエンザウイルス以上に感染力の強い菌だそうです。子どもだけでなく成人してからも罹る人が意外に多いそうです。そして、完治後にも様々な病気を引き起こすとか、百日咳を疑った場合には早めの受診が必要です。

百日咳とは

百日咳菌
百日咳は、百日咳菌に感染して起きます。6〜12週もの長い間、ウーピングと呼ばれる発作性の咳が続くのが特徴です。
6ヶ月以下では死に至る危険性
1歳以下の乳児、特に6ヶ月以下では死に至る危険性が高いようです。そこで、百日咳は子どもの病気と思われがちです。しかし、年々成人の占める割合が高くなっているそうです。
成人でも
こどもに比べ、大人は症状も軽く済み、死亡することはほとんどありません。が、人によってはウーピングが長く続くことがあります。また、初期症状が風邪やぜんそくなどの咳の出る疾患と似ているために診断が難しいようです。

百日咳の症状の経過

潜伏期(数日〜1週間)
症状は表れず、感染力は弱い。
カタル期(約2週間)
普通の風邪のような症状で始まり、しだいに咳の回数が増え、程度も激しくなっていきます。
痙咳期・けいがいき(2〜3週間)
痙攣性の短い楽天 が連続的に起こり、続いて息を吸う時に笛の音のような音がします。繰り返し起こる発作は、しばしば嘔吐を伴うこともあります。
回復期(2〜6週間)
激しい発作はしだいに少なくなり、2〜3週間でなくなり、その後も時々、忘れた頃に発作性の咳が出ます。

百日咳に感染した時の注意点

百日咳菌は、インフルエンザウイルス以上に感染力の強い菌です。飛沫感染だけでなく、接触感染でも伝染します。マスクの着用、こまめな手洗いが必要です。乳幼児や妊婦などの免疫力の低い人は、近づかないよう心がけることが大切です。3m以上の空間距離を置くことが望ましいそうです。

百日咳の治療法

抗生物質
マクロライド系やニューキノロン系の抗生物質の投与によって、百日咳菌の増殖を抑えます。が、菌の出した毒素に対する効果はありません。(百日咳菌が体内に出す毒素が引き金となって、発作性の咳が引き起こされます。)なので痙咳期には、咳止めで症状を緩和するしかありません。百日咳に罹ったら、早い段階から治療を始めることが重要です。
気道過敏症
百日咳が治った後に、気道過敏症が亢進する時があります。気道過敏症は、冷たい空気、たばこや花火の煙、運動などのちょっとした刺激に対しても気管支が敏感に反応する状態です。また、ぜんそくを発症するきっかけとなることもあり、ぜんそく予防の治療をする場合もあります。

百日咳の予防法

ワクチン接種
百日咳ワクチン接種が有効とされています。が、時には抗体のできない人もいます。また、抗体ができても10〜15年で効力がなくなるとも言われています。そして、一度百日咳にかかり、抗体ができた人も5〜10年でその効力は消えるとされています。再び百日咳に感染する可能性があります。
海外では追加接種
海外では思春期から成人層への百日咳ワクチンの追加接種を行っている国もあるそうです。しかし、日本では乳幼児期以外にワクチン接種を受けることができません。
百日咳感染者が身近に出た場合
家庭、学校、勤務先で百日咳の感染者が出た場合には、マスク着用、手洗い、むうがいを励行し感染しないように心がけることが大切です。
家族の予防のために
医師によっては、患者家族の予防のために、副作用のほとんどないマクロライド系の抗生物質を処方する場合もあるそうです。
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Author:Tomoko Ishikawa Valid HTML5 Valid CSS
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更新日:2016/02/29