女性ホルモン

女性ホルモンは歳とともに減って、様々な不快症状を出すことは知っていますが、正確なことは知りません。女性ホルモン楽天 補充療法という言葉もよく聞きますが、どういう時に使うのか、どういう効果があるのか勉強したいです。

女性ホルモンと男性ホルモン

男性、女性ともに体の中には男性ホルモンと女性ホルモンが造られています。男性ホルモンは皮脂の分泌を促し、女性ホルモンは記憶を保つ働きをしています。

女性が一生の間に出す女性ホルモン量は、ティースプーン1杯分だそうです。男性の体の中の女性ホルモンは、女性の半量のティースプーン1/2杯だそうです。

男性の体内の男性ホルモン量と、女性の体内の男性ホルモン量を比べると男性は女性の10倍多いそうです。

女性ホルモンは、女性を女性らしい体格や体質を作ってくれています。

脳の視床下部からは、ゴナドトロピン放出ホルモンというホルモンが分泌されます。このゴナドトロピン放出ホルモは、下垂体を刺激してゴナドトロピンを分泌させます。

ゴナドトロピンは、性腺刺激ホルモンのことで、2つの種類があります。卵胞刺激ホルモンと黄体ホルモンです。卵胞刺激ホルモン(FSH)は、卵巣内の卵胞を成熟させます。黄体ホルモン(LH)は、卵胞の排卵を促進させます。

脳の視床下部から、卵巣へ女性ホルモンを出すように指示を出しますが、卵巣の働きが低下し、もう女性ホルモンが出せません。そうすると、脳の視床下部が大混乱し、自律神経も操作しているので、自律神経の方にも間違った指令を出してしまうのです。

そして、動悸、冷や汗、ほてり、イライラ、ぼーっとしたりといろんな症状が出てきます。

女性ホルモンの働きとバランス

卵胞は、成熟時にエストロゲン(卵胞ホルモン)を、排卵後に黄体となりプロゲステロン(黄体ホルモン)を分泌します。

エストロゲンは、卵子が受精した場合に備えて子宮内膜を厚くします。

プロゲステロンは、子宮内膜を柔らかくして妊娠に備えますが、妊娠しなかった場合は子宮内膜を排出させる働きも持っています。

この2つのホルモン、エストロゲンとプロゲステロンとの減少速度に差があることで、ホルモンのアンバランスな状態が起こり、月経不順や不正出血という症状がおきます。

女性ホルモンが減るとどうなる

いつもの女性ホルモンを出しなさいという命令がうまくいかない視床下部は、パニック状態になります。視床下部は自律神経をもつかさどっていて、このパニックが自律神経の働きを乱す原因にもなります。

自律神経は体温調節や呼吸をコントロールしているので、自律神経が乱れると、ほてり・発汗・動悸などの様々な不快症状が出てきます。しかし、閉経後10年もすると視床下部も慣れて、身体も落ち着いてきます。

女性ホルモンが減るといろいろな症状が出ますが、その中でも多い症状のベスト5は、以下の通りです。以下の他にも300種の症状が出るようです。

  1. 生理不順
  2. 肌のおとろえ
  3. 髪のパサパサ・抜け毛
  4. 気分の落ち込み・イライラ
  5. のぼせ・多汗

40代女性の場合

頭痛やめまいの症状とともに月経が6ヶ月もない状態が続き、婦人科を受診しました。エストロゲンは正常でしたが、SFH(脳から出る卵胞刺激ホルモンのことです)が98.20と閉経時ぐらいの数値になっていました。

ホルモンバランスの崩れによるものでした。40歳代前半の人は、ホルモン値は正常なのに症状が出ることがあります。加齢現象、ストレス、生育歴、素因などがからみあっているそうです。

月経が止まったら変だと思って、婦人科を受診することが大事ですね。

自分のホルモン量を調べるには

アンチエイジングと子宮癌検診の両方を合わせて見てもらえるコースを持っている医院もあるようです。

問診、採血(エストロゲンなどのホルモン量なども測る)、骨密度、子宮癌と卵巣チェックを受けて、10日後ぐらいに結果が出ます。費用は約31500円だそうです。

更年期度チェック

更年期でも半分の人は、特に何ともなく過ごせるそうです。が、更年期障害のある人には大変な症状が出ます。

更年期障害は、女性が歳をとると限りのある女性ホルモンが不足し、卵巣の機能が衰えエストロゲンが出にくくなっておきてきます。

症状 なし 点数
顔がほてる 10 6 3 0
汗をかきやすい 10 6 3 0
手足や腰が冷えやすい 14 9 5 0
動悸・息切れがする 12 8 4 0
寝付きが悪い・眠りが浅い 14 9 5 0
怒りやすくイライラする 12 8 4 0
くよくよする・憂鬱になる 7 5 3 0
頭痛、めまい、吐き気がよくある 7 5 3 0
疲れやすい 7 4 2 0
肩こり、腰痛、手足の痛みがある 7 5 3 0  
合計点による自己採点の評価法
点数 評価
0-25 異常なし
26-50 食事・運動に注意
51-65 更年期・閉経外来を受診すべし
66-80 長期にわたる計画的な治療が必要
81-100 各科の精密検査に基づいた長期の計画的な治療が必要

このテストで異常がでなくても、骨粗鬆症や動脈硬化などの生活習慣病が隠れていることがあるそうです。

プレ更年期(前更年期)の過ごし方

更年期を前にして、今から生活習慣などの事前対策をしておきましょう。自分のことを第一に考えることも必要です。仕事を持っている人は、今までのがむしゃらな生き方を変えることも必要になります。ある女性の対策法です。

  1. 仕事を部下にまかせる
  2. 残業をやめる
  3. 家事を子どもにもさせる
  4. 毎日基礎体温を測り、ホルモンバランスの状態を把握しておく
  5. 余裕を持たせた生き方をしていく
  6. 何とかなるさの精神で笑い飛ばす明るさを失わないようにする

体調の悪い時には、何かを減らして休むことが必要だと思います。心はあせると思いますが、いつまでも若さが続くものでもありません。少しずつ自分の老いと向き合っていかなくてはならないのです。少しゆったりすることで、何か別の喜びや価値観が見つかると思います。

女性ホルモン補充療法(HRT)、47歳女性の場合

47歳女性の場合は、2種類の錠剤を飲んでいます。

エストロゲン製剤と黄体ホルモン剤(子宮体がん対策)です。費用は月に1700円だそうです。

女性ホルモン補充療法(HRT)は、老化の速度を遅らせ、障害の緩和させます。また、生理不順、骨粗鬆症の治療、体毛を薄くする、にきびやニキビ跡の治療にも使われます。また、動脈硬化、高脂血症も改善する効果があります。

この女性の症状は、朝、関節がこわばり手を握ることができません。(整形外科では異常なしと言われた)憂鬱な日が続き、心療内科か婦人科かと悩まれたそうです。

このホルモン補充療法(HRT)は、更年期のピーク時に使います。後は漢方などを使って症状を抑えます。ホルモン補充療法(HRT)を始めたら、3ヶ月は続けて症状が軽くなるか見ることが必要なようです。少しでも疑問な症状、気になることがあれば、担当医に質問されると良いでしょう。

副作用など
長期間(5年以上)ホルモン補充療法(HRT)を続けると乳がんが発症する危険があります。また、血液をかたまらせる傾向があります。更年期のピークに2〜3年のホルモン補充療法(HRT)は、乳がんのリスクは、そんなに高くありません。エストロゲン製剤と黄体ホルモン剤を合わせて飲むことで、子宮体がんの心配はありません。
ホルモン補充療法(HRT)を使いたくない場合には
漢方、ハーブ、アロマ、サプリメントを上手に使うこともあります。
女性ホルモン補充療法(HRT)が使えない人
乳がん、子宮体がん、重篤な肝障害、脳卒中、心筋梗塞の病気を持っている人は、使えません。漢方薬や対症療法を使います。

産科・婦人科を受診してください。内科などでも行われている所もあります。更年期には、ご自分の体の総チェックを行ってください。この機会に健康を見直すとよいそうです。

更年期の過ごし方

運動
フラダンスなどを友達と一緒に踊っている人がいますが、ストレス解消になりそうですね。また、加圧トレーニングなどを行うと30分の運動で、通常の運動の2時間分の効果があります。運動すると成長ホルモンが出て老化防止にもなるようです。
大豆製品を摂る
弱いエストロゲンの効果があります。そして、骨粗鬆症の予防になります。納豆を夕食に食べると、血液サラサラ効果で血栓症の予防になりますね。

低容量ピルについて

40代の人には、低容量ピル(避妊薬)は良いですが、タバコを吸っている人は飲めません。

HRTもピルも、女性ホルモンの投与という意味では同じですが、その目的は全く異なります。HRTは、エストロゲン量が減少している人を対象に、エストロゲンを正常値に近づけるために行うのに対し、ピルは、エストロゲン量が正常な人に、さらにエストロゲンを投与し、人工的に排卵を抑えることを目的としています。

50歳前に、ホルモン補充療法(HRT)に切り替えるようです。

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更新日:2016/08/26