月経異常

月経(生理、メンス)に関係する様々な症状に悩んでいる人が多いようです。そのほとんどはホルモンの分泌の乱れが関係しているそうです。

月経異常には、大きな病気が隠れていることもあるので、見過ごさずに専門医の診察を受けることも大切です。

月経(生理、メンス)とは

月経(生理、メンス)とは、一定の周期(25〜38日)で子宮の内側にある子宮内膜が、出血をともなって剥がれ落ちることです。月経が始まった日から、次の月経が始まる前の日までを月経周期といいます。月経周期には個人差があり、だいたい25〜38日の範囲内が正常です。月経の期間は3〜7日間持続し、1回の月経血量は約50〜100mlとなります。

月経(生理、メンス)のしくみ

月経(生理楽天 、メンス)できれいになった子宮の内側には、1枚の薄い細胞の膜が残され、この膜に卵巣から分泌される卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)が作用して、内膜を肥厚させ柔らかくします。

卵巣の中には卵胞がたくさんあり、次の月経の約2週間前、一つの大きくなった卵胞の皮が破れて、中から卵が飛び出し排卵します。

脳の下垂体から分泌される卵胞刺激ホルモン(FSH)の働きによって卵は大きくなります。発育過程の卵胞は、卵胞ホルモン(エストロゲン)を分泌します。卵胞が成熟し、エストロゲンの濃度が高まってくると、子宮内膜は厚みを増していきます。同時に脳の視床下部に情報が伝わり、視床下部が下垂体に指令を出すと、下垂体から今度は黄体化ホルモン(LH)が分泌されるようになります。

卵が飛び出たあとの抜けがらの卵胞は、黄色い脂肪が充満した「黄体」とよばれるものに変化します。ここからは黄体ホルモン(プロゲステロン)が分泌され、先に卵胞ホルモンによって増殖された子宮内膜の性状を、受精卵が着床しやすいベッドのような状態に変化、維持させます。

黄体の寿命は、だいたい14日間程度で、妊娠できないと黄体は約14日で退縮し、黄体ホルモンも消失します。卵子が着床しなければ、卵胞ホルモン(エストロゲン)、黄体ホルモン(プロゲステロン)は激減し、子宮内膜がはがれ経血となって体の外に排出されます。

月経が始まり、卵胞ホルモンと黄体ホルモンが少なくなると、視床下部は下垂体へ信号を送り、下垂体はゴナドトロピン(とくにFSH)を放出して、また別の卵胞が発育を始めます。こうして月経は周期的に繰り返されます。

月経異常

月経の開始周期の異常

頻発月経(ひんぱつげっけい)
次の月経が始まるまでの周期が25日未満
稀発月経(きはつげっけい)
次の月経が始まるまでの周期が39日以上

月経の量の異常

過多月経
1回の月経を総計・トータルして150g以上
過少月経
1回の月経を総計・トータルして50g以下

月経の持続期間の以上

過長月経
1回の月経期間が8日以上
過短月経
1回の月経期間が2日以下

月経前緊張症、月経困難症

月経前緊張症としては、乳房の張りや痛み、頭痛、肩こり、肌荒れなどが起こります。

月経中には、下腹部痛、腰痛、頭痛などが起きる月経困難症もあります。

月経異常の治療法

若年層〜おおむね30歳代
若年層では体が未熟なためにホルモンバランスが安定せず、月経異常を起こすこともあります。この場合には、卵胞ホルモンと黄体ホルモンの2種類が含まれ、月経周期や期間を安定させる、低容量ピルを勧める医師が多いそうです。
低容量ピルは副作用が少なく、月経痛を緩和する効果も期待できるようです。子宮内膜の増殖を抑える黄体ホルモンの働きによって経血の量を少なくさせることもできます。おおむね30代までの人にも低容量ピルを処方することが多いそうです。妊娠の希望があれば排卵誘発をするそうです。
おおむね40歳代以上
閉経前後の約10年間を指す更年期と、前段階のプレ更年期では、卵巣の働きの低下により症状が起きることが多くあります。治療は、黄体ホルモンか、卵胞ホルモンと黄体ホルモンの併用で行われます。
月経が安定していない時は、自分では経血と思っていても子宮筋腫、子宮内膜症、悪性腫瘍などによる不正出血であることもあり、注意が必要です。

月経異常の予防法

ストレスをためない
女性ホルモンは卵巣で分泌されますが、指令を出しているのは大脳です。まず、視床下部が必要に応じて性腺刺激ホルモン放出ホルモンを分泌します。そこで、脳下垂体が性腺刺激ホルモンを分泌し、卵巣にホルモンを作るように指令します。
大脳がストレスを感じると、このような働きがうまく機能せず、女性ホルモンのバランスが崩れ、様々な症状が起こると考えられています。規則ただしい生活を送り、ストレスをためないようにすることが大切です。
太りすぎ、痩せすぎに注意
過食による太りすぎ、無理なダイエットによる痩せすぎも、ホルモンの分泌を乱すことがあるので注意が必要です。
過度な運動は控える
適度な運動は、体に良いですが、激しすぎる運動はホルモンバランスに悪影響を与えることがあります。
バランスの良い食事
バランスの良い食事、適度な運動を取り入れ、規則正しい生活をしましょう。
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更新日:2016/02/05