尾関ヨシ子さんの個展

友人の尾関ヨシ子さんが、「今を生きる絵筆展」という油絵楽天 の個展を開かれました。

「自由空間 きしもと」で8月13日から18日までありました。私は初日に見せてもらいました。展示期間は残念ながらすんでしまいましたが、ここに私が感動した絵を紹介したいと思います。尾関さんには、私のHPへ載せてもいいとの承諾を得ました。

私が特に気に入ったのが左の絵です。背景の緑色が白と赤の花をとても美しく際立たせていたからです。みどりは私のラッキーカラーです。昔から緑色は大好きでしたね。

初めはけしの花かと思いましたが、はなびらが八重なのでラナンキュラスかなとも思っていますが、どうでしょう。

そういえば、尾関さんは生け花の師範の免状を持っておられたと記憶しています。

この絵は「少数民族苗族(ミャオ族)の娘」と題された絵ですが、近くで見ると筆のタッチが激しくて絵がよくわからないのです。こうして写真に撮ったり、離れて見ると娘さんの顔が生き生きと見えてくるのですからすごいです。これぞ、本物の絵描きの技なりと思いました。感動!!!

この絵は、「山陰の海」です。これも近くで見ると筆の激しいタッチに圧倒されます。写真に撮ると嘘のように山陰の荒々しい波のうねりが写実的に迫ってくるのです。蒼く透明感のある海です。波音が聞こえてきませんか。

この絵は、「花」という題で大変な力作、大人の身長くらいありそうでした。赤いけしの花とつぼみの緑が白い背景に踊り歌うという風に見えました。様々な色の饗宴ですね。

実際に自分の目で見ると、この絵の迫力に圧倒されますよ。

この絵は「卓上の静物」です。器と花と花瓶と扇子が存在感を示しています。器の白の存在感がすごいと思います。

 この絵は「フランス」という題です。私はフランスへは行ったことがないので、どこなのかわかりません。歴史ある建物がフランスを感じさせてくれます。おしゃれな街なのでしょうね。一度は行って見たい所です。

上の絵は、「寒山寺(楓橋)」です。私も中国の上海、杭州の旅をしてこの寒山寺を訪れたことがあります。構築された庭の美しさ、尾関さんは画家の目でこの橋からの構図が最高と思われたのですね、さすがです。私はただ庭に見とれて「すばらしーい」と言っていただけでした。

この絵は、「吉井川(乙子の渡し)」です。渡しという人々の営みの動的な部分と木の枝が上からさがっている植物の静的な部分の融合を感じて、風情のある空間を演出しているように感じました。

 

尾関さんは学生時代の友人です。彼女はその頃もエネルギッシュで自動車部に入り運転免許を取ったりしました。私も誘われたのですが、自分の運動神経と相談して止めました。

尾関さんは養護教諭を続けながら、子育て、趣味の絵を大成されました。絵は35年続けてこられています。岡山県青年祭美術展、全国青年祭美術展、グループ展、岡山県展、教職員美術展、上野の森美術展、愛の美術展、四万十川美術展、昭和美術展、東光展、日展6回入選などなど輝かしい業績です。

尾関さんは、現在は教職員美術展招待作家、岡山県美術家協会会員、NGOアジア芸術文化交流協会理事、東光会会員、岡山日展会会員として絵を描いておられます。

ますますのご活躍をお祈りしています。

キキョウの花
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更新日:2018/06/07