岡山の植物

岡山は、南は瀬戸内海、北は中国山地に囲まれて温暖な、晴れの日の多い土地柄です。そんな気候、土壌に合った植物がいろいろと私たちの生活に彩を与えてくれています。

そんな、植物たちの「主張できない声」を載せていきたいと思います。

黄ニラ

岡山県が生産量の70%を占める黄ニラです。最近、黄ニラ大使なども作って、消費拡大に努めています。黄ニラは、青いニラよりも柔らかく、甘い香りと独特の風味があり、上品な感じがします。岡山の名物「祭り寿司」とのコラボレーションで「黄ニラ祭り寿司」が有名になっています。

今回は、写真の黄ニラを突然にいただいたので、味噌汁に入れたり、炒め物に入れて使いました。黄ニラ独特の色合いや上品さを生かしたレシピがたくさん作られ、みんなに広がっていって欲しいと思います。

卵とじ、スタミナ丼、味噌汁などが好評のメニューのようです。黄ニラ入り生春巻き、おひたし、黄ニラ冷や奴などもおいしそうです。簡単に作れて、黄ニラならではの特徴が生きた料理がたくさん出てきたらいいと思います。和風、洋風、中華風と考えていけば、ピッタリの料理がありそうです。料理好きな方、何か良いアイディアがあったら、教えてください。

RSK、山陽放送のアナウンサー小林章子さんのブログを読んでいたら、黄ニラの良い使い方が載っていました。黄ニラをさっと茹でて、冷麺やそうめんのトッピングに使うというものです。黄ニラの色も生かされ、味も麺と具と混じり合っておいしそうです。この夏は、大いに黄ニラを使ってください。 

第26回全国都市緑化おかやまフェア「おかやま花だより」

第26回 全国都市緑化おかやまフェアとして「おかやま花だより楽天  2009未来へ」が、2009年3月20日から5月24日まで開かれます。昭和58年に始まり、全国持ち回りのフェアとなっています。今年が第26回目で岡山での開催は初めてとなります。

第26回全国都市緑化おかやまフェア「おかやま花だより」のメイン会場は、岡山市西大寺地区(さいだいじ)にあり、約8ヘクタールの敷地に、約600種・50万本の花や樹木で彩られるそうです。花と緑のテーマ館、自然の恵みガーデン、キッズガーデン、花暮らしのまち、新世紀緑のまち、ナチュラルバザールなどのゾーンが作られています。

花と緑のテーマ館のエントランスには、テレビで大活躍の假屋崎省吾さんの作品も展示されるとのことで、楽しみですね。3月22日~29日までのようです。

珍しい展示品としては、3億年前の植物化石(シダ種子植物)や青いバラ、地球環境の未来を予想した地球シミュレータなどもあるようです。

講座・講演は、多田欣也さんによるガーデニング講座が4月5日に、ロボットスーツ「HAL TM」のデモンストレーションなどが4月29日にあり、また、緑花体験教室は随時行われるようです。

ライブコンサートは、「心花」さんによる25弦箏曲を聴くことができます。5月4日の予定です。ななえさんは岡山県出身です。3月20日は、雨谷麻世さんのクラシックからジャズ、シャンソンなど幅広いレパートリーの歌が聴けます。4月4日は中孝介さんの歌、5月3日は岡山県出身のシンガーソングライター「まきちゃんぐの」歌が聴けます。

入場料金は当日350円、前売りは300円です。18歳以上から64歳以下の人は左記の料金が必要です。団体は、280円です。全期間使える券は1000円です。

無料で入場できる人は、

販売場所は、県内のプレイガイド、コンビニ、ホームセンター、旅行代理店など

サブ会場は、岡山城・後楽園で、県民参加による花の展示、コンサート、観光物産展などが開催されます。(通常の入園料が必要)

協賛会場は、岡山市西川緑道公園(無料)、岡山市半田山植物園(通常の入園料が必要)です。

全国都市緑化フェアは、緑豊かな潤いあふれるまちづくりを目的に、毎年全国持ち回りで開催されているそうです。3月20日から開催されるにしては、岡山県民へのアピールもこれからというところでしょうか。全国からのお客様もみえることだし、車の運転マナーなど気になるところもあります。が、一人一人が自覚して少し親切心を出せば成功すると思います。せっかくの機会でもありますし、岡山の西大寺地区だけでなく岡山市全体が美しい緑と花に囲まれた街となるように願っています。2009.3.19

エリア別の展示内容(おかやま花だより)

エントランスには、花の壁があり、撮影のスポットになっています。また、ベロタクシーで園内を移動することも可能なようです。

花と緑のテーマ館 青いばら、重森三玲展、ソーラークッカー、人力発電機など
自然の恵みガーデン
  • チューリップ記念ガーデン(オランダからのチューリップ)
  • 果樹の庭(岡山の名産の桃、梨、ブルーベリーの木)
  • しばふ広場(持ち込みOKなのでお弁当を広げて楽しめます)
キッズガーデン 学びと遊びをテーマにしています。麦畑が迷路風になっています。三輪車に乗って遊べます。
花暮らしのまち いろんな庭があります。
ハンギングバスケットで壁、弊を飾ってあります。狭い場所でも花が楽しめます。市民が作った花壇、庭もあります。
新世紀緑のまち 企業が作った庭が見られます。エコライフを実現したものもあります。(雨水の利用、生ゴミを堆肥にするなど)

2009.4.4

アテツマンサク、東京大付属植物園に移植

アテツマンサクは、岡山県新見市(にいみし)の市の花に指定されています。

アテツマンサクは、マンサク科の落葉小高木。大正時代に、植物学者の牧野富太郎博士が新見市で発見され、1978年に東京大付属植物園に3本植えたそうです。が、30年を経て3本とも枯れたので、新見市が寄贈を申し出ていたそうです。

2008.11.11日に、日本庭園など2箇所に高さ2~3メートルの成木計4本が植えられました。

うち1本は、牧野博士が発見した原木から株分けされたものとか。

東京ですくすくと育って欲しいものですね。

アッケシソウ

アッケシソウとは、北海道の厚岸(アッケシ)で見つかった植物なので、そう呼ばれているそうです。

5年前、2003年に岡山県の浅口市寄島町にアッケシソウの群生地が見つかりました。日本では他には見つかっていないらしいです。寄島町の三ッ山スポーツ公園の湿地帯に自然の状態で保護されています。

地元の保護団体が、ヨシを刈るなどして、アッケシソウの群生地を守っておられます。

岡山県の浅口市寄島町のアッケシソウは、北前船で瀬戸内の塩を北海道へ運び、帰りに北海道の海産物を瀬戸内海へ運ぶおりに、アッケシソウが船荷に着いて来てこの地にあるのかという仮説を立ててDNAを比べてみたら、全く異なるものだったそうです。

星野たくじ教授が調べられていますが、今後は韓国のアッケシソウとDNAを比べてみるそうです。

アッケシソウのルーツ、歴史がわかると、昔の人の暮らし、人との交流なども解明されてなかなかおもしろいものですね。2008.11.14

キキョウの花
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更新日:2020/03/15