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山口・長門峡(ちょうもんきょう)

読売旅行のバスツアーで、 山口県 の県立自然公園長門峡(ちょうもんきょう)へ行きました。

長門峡は大正12年(1923年)に国指定の名勝となった景勝地で、阿武川中流の巨岩や奇岩、急流、滝、深淵と周辺の植物群とが一体となって美しい渓谷となっています。また、日本の自然百選や森林浴の森百選にも選ばれてるそうです。

見どころは、竜宮淵から上流にかけての約4.9kmで、遊歩道が整備されており約1時間40分くらいで歩けます。浸食を受けた石英斑岩の深い峡谷が続き、いたるところで鴎穴も見られます。

史跡・名勝長門峡の紅葉は、11月中が見頃ということで、私たちは11月15日に訪れたので時期的には紅葉狩り(カエデ、モミジ、ケヤキ、ハゼなど)に最高の時だと思いました。


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長門峡遊歩道を歩く

私たちのバスは津和野で昼食をとった後、JR長門峡駅の近くにある道の駅長門峡の駐車場へ到着しました。このJR山口線はSL山口号が走ります。時間が合わなかったので残念ながら見ることができませんでした。

連日の雨にもかかわらずこの日は晴れたり曇ったりという天気に恵まれ 、日曜日ということで、たくさんの人でにぎわっていました。

紅葉シーズン中(11月)は、竜宮淵から長門峡駅までの間はシャトルバスが運行されています。狭い山道でカーブも多く、自家用車が多いと大型バスでは交わすのが大変なので、少し小型のシャトルバスに乗りかえました。

トイレは、道の駅とシャトルバスの着いた竜宮淵にしかありません。約2時間はトイレに行くことができないので必ず行っておくことです。シャトルバスは、平日と土日祝の便数が異なるそうで、時刻表と一緒にスタート時に調べておくとよいようです。

この長門峡探勝マップの左側がJR山口線や道の駅長門峡がある所です。赤い線が遊歩道で青い線が阿武川です。途中で川が枝分かれしている所に紅葉橋(もみじばし)があります。右上が竜宮淵になります。

私たちは竜宮淵から歩いて道の駅長門峡まで帰ってきました。

長門峡の名所

断魚瀑(だんぎょばく)

川幅いっぱいに水しぶきを上げて流れる川に、魚もさかのぼっていけないなどと言われてこういう名前がついたようです。急流のみごとな所です。

十和田湖の奥入瀬渓流(おいらせけいりゅう)へ行ったことがある人が、ここの方が迫力があると言っていました。ここの所、雨の日が多く見応えのある流れとなっていました。川の勢いは、行った日の水量などの状況にもよると思います。

白糸の滝

白糸の滝が見事な流れをみせてくれました。

白糸の滝、どこかで聞いたような名前です。静岡県富士宮市、長野県軽井沢町、山梨県小菅村、山形県戸沢村、福島県猪苗代町、群馬県長野原町、岐阜県下呂市福岡県前原市などにも白糸の滝があるようです。

日本には、豊富な水と美しい山や谷がたくさんあるということですね。

長門峡遊歩道の中間にある鈴ヶ茶屋では 鮎料理が楽しめます。時間がある方は、ゆったりと川の流れを楽しみながら鮎を味わうと、最高の思い出になりそうです。

私たちは、バスの時間を気にしながら歩いているので、鮎は食べられませんでした。

北海洞門

大きな岩をくりぬいて歩道が作ってあります。洞門は、北海洞門と高島洞門の二つがあります。

どのようにして掘ったのでしょうか。大正12年に国の景勝地になったのですから、その当時としては便利な掘削機はなかったように思われます。先人の苦労あって、みんながこの景色を楽しめるのですね、感謝あるのみです。

だいたいが、1列で歩きました。少し道幅の広い場所もたまにはありましたが。

しずくが道を濡らしているし、高低差もあるし、土が練ったようになって滑りやすい場所がたくさんありました。

ヒールの高い靴をはいている人もいて、滑らないか、足は痛くないかと心配しました。

紅葉橋

紅葉橋です。赤い橋が緑の山に映えています。この辺りも紅葉がきれいだそうですが、赤いもみじが少ないのか、もう既に済んでしまったのか、赤い色がほとんどありませんでした。

遊歩道には、枯れた茶色のもみじ様の葉っぱがたくさん落ちていました。

緑と黄緑、黄色の紅葉は楽しめました。

山や岩も切り立っていてみごとです。川が幾年月も経て、山を浸食していったのでしょうか。

たくさんの人が、高い紅葉橋の上からから下の川を見下ろしていました。向こう側へ渡っても、少し遊歩道があるようでした。

歩く人達

中央の辺りに白い服や黒い服の人がたくさん歩いているのが見えます。ここら辺りは一番なだらかな所です。細い道なので人が行き交うのが大変な場所が多いです。

中には、赤ちゃんを抱いたお父さん、犬を散歩させながら歩いているおじさん、ブーツをはいて街からそのまま来たという格好の人まで様々でした。途中から引き返せば大丈夫ですが。

雨の後ということで、遊歩道は濡れていましたし、落ち葉もたくさん落ちていました。アップダウンもかなりありますし、人の流れに合わせて歩くことも必要ですから、歩きやすい靴がいいと思います。また、かばんやバッグも長時間片手で持つのは大変ですから、リュックや肩掛け式の方が楽です。

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その他長門峡の見所

中原中也詩碑
道の駅から遊歩道を少し歩いた辺りの右手に、中原中也詩碑が建立されています。杯の上にみかんが乗った形の碑に詩が掘られています。
「冬の長門峡」という詩です。
「長門峡に、水は流れてありにけり。 寒い寒い日なりき。
われは料亭にありぬ。 酒酌(く)みてありぬ。
われのほか別に、 客とてもなかりけり。
水は、恰(あたか)も魂あるものの如く、 流れ流れてありにけり。
やがて密柑(みかん)の如き夕陽、 欄干(らんかん)にこぼれたり。
あゝ!―そのやうな時もありき、 寒い寒い 日なりき。」
道の駅長門峡(山口県阿東町)
梨やりんごが売られていました。焼き芋や焼き魚(鮎だと思う)の実演販売も行われていました。道の駅長門峡は、国道9号線に面し、長門峡の玄関口にあるので、年間を通じてお客が多いそうです。情報案内コーナー・特産品販売所「りんごの気持ち」・レストラン「聴秋」の3つからなっているようです。阿東和牛も有名のようです。
春・夏・秋・冬の長門峡の様子
春の長門峡は、サクラ・フジ・コブシなどの花が咲き、小鳥たちのさえずりが心に響きます。新緑のころになると、朝霧が谷を包み、幻想的な雰囲気を醸すようです。新緑の山も美しいです。夏の長門峡は、清流のアユ・コイ・ハヤが泳ぎ、キャンプを楽しむ若者や釣り人でにぎわいます。秋の長門峡は、燃えるような紅葉が、水面をも赤く染め、人々の目を楽しませます。長門峡が1年で最も美しい季節です。冬の長門峡では、落葉した木々や断崖絶壁や雪景色が、一幅の墨絵を思わせます。また、この季節には猿達が群れている姿も見られるそうです。
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更新日:2011/09/30