急増する川崎病

川崎病は、川崎市に関係する病気ではありません。乳幼児がかかる原因不明の病気です。

川崎病は、高熱が続き治療が遅れると、心臓の冠動脈にコブができ30、40歳になってから心筋梗塞を起こすこともある怖い病気です。今、この川崎病が急増しているそうです。川崎病をよく知ることで、早期に治療を受けられるようにしたいものですね。

川崎病とは

川崎病は、1967年日赤中央病院の医師であった川崎富作さんが、川崎病と名づけました。

小児急性熱性皮膚粘膜リンパ節症候群(MCLS)とも呼ばれ、主にアジアでの発症が多いようです。川崎病は、4歳以下の乳幼児に多く発症し全身の血管に炎症を起こします。男児のほうが多く、4歳以下の幼児の発症率が全体の約80%で、特に1歳前後が多いそうです。

川崎病の症状

川崎病の症状は、高熱が5日以上続き、目が赤く充血します。唇も真っ赤になり、舌も苺舌になります。体に発疹が出ます。頸部のリンパ節が腫れるなどのさまざまな症状をともないます。全身の臓器に炎症性の病気である関節炎や髄膜炎、胆のう炎などをもたらす怖い病気です。

原因は不明ですが、人にはうつりません。

川崎病の検査法

心断層エコー図検査
川崎病を発症したら、心臓に冠動脈瘤(コブ)ができていないか、心断層エコー図検査で調べます。心断層エコー図の検査は、超音波を用いて行なうために痛みもなく、冠動脈瘤の有無、心臓全体の状態などを調べることができます。
心電図検査
心電図検査では、心臓に障害がないか、不整脈が出ていないかなどを調べます。
心カテーテル検査
川崎病の症状が重く、冠動脈瘤がある患者さんは、足の付け根の部分からカテーテルを血管の中に挿入し、心臓の冠動脈まで入れ造影剤を注入して冠動脈の状態を確認する心カテーテル検査をすることもあります。

川崎病の治療法

一番大事なことは、早く治療を始めることです。発症して10日以内に治療を始めることです。

炎症を抑える免疫グロブリンを使います。使った人の10%に免疫グロブリンが効かず心臓にコブができる人がいます。ステロイド楽天 を併用するとコブが減るそうです。心臓のコブと言うのは、心臓の冠動脈に炎症が起きてできるコブで、心筋梗塞を起こすことがあります。

120人に免疫グロブリンとステロイドを併用したら、心臓にコブができた人が、わずか4人にとどまったそうです。また、血漿交換療法も行われ、血中の炎症を起こす成分を取り出す方法もあります。

このコブは、3%の人にできるようです。そして、その人達は、血液をサラサラにする薬を飲み、場合によっては心臓のバイパス手術も必要となり、定期的に検診を受けることも大切です。川崎病に罹った後、30、40代で心筋梗塞を起こすこともありますから、生涯治療が必要だそうです。

急増する川崎病

2010年の1年間に、12755人が川崎病に罹ったそうで、その数は毎年増えているそうです。そして、90%は4歳までの乳幼児で男の子がやや多いようです。

小学生の100人に1人が罹っていることになります。もしも川崎病のような症状が出たら、早期治療を受けられるように皆が学んでおくことが必要ですね。

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Author:Tomoko Ishikawa Valid HTML5 Valid CSS
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更新日:2016/01/30