乳腺外科医・西田美和さん

NHK教育テレビの「あしたをつかめー平成若者仕事図鑑」を初めて見ました。

今回は、乳腺外科医としての道を歩んでいる西田美和さん28歳を取材していました。普段では、よくわからない医師としての仕事の全体像が大体わかった気がしました。

1日に密着しての取材で、乳腺外科医の苦労、これからの展望などがわかりとても興味深く拝見しました。チャンスがあれば、引き続き「あしたをつかめー平成若者仕事図鑑」を見ていきたいと思います。2012.1

乳腺外科医としてがんばる西田美和さん28歳

現在、乳がんには16人に1人が罹ると言われています。

今、西田美和さん28歳は大分県立病院で働いておられます。昨年(2011年)4月に就職し、乳腺外科医として働く1年目のお医者さんです。

乳腺外科医をめざした動機は、19歳の時にお母さんが乳がん楽天 に罹った時、「いつ母が再発するかもしれない、その時に介護だけでなく何か力になりたい。そして、私も乳がんになるかもしれないし」と思ったことにあります。

自分の切実な体験をきっかけに医師の道を目指されたことは、患者の立場の私たちには、芯の1本通った信頼のおける医師になってくださるだろうという期待が大きいです。

乳腺外科医の仕事とは

朝6時40分、西田美和さんは病院へ出勤しました。この日は、ミーティングがあります。病棟全員の患者さんについて、4人の医師が治療法などについて話し合いをします。年間約1000人の患者さんを4人でみるそうです。

8時30分、外来へ出ます。1日に10人の患者さんをみます。乳がんの初期には、自覚症状はありません。乳がんの治療法は、手術、化学療法、放射線療法があり長期の治療が必要になります。15年前に手術を受けた人も、断続的に化学療法を受けています。

化学療法は、患者さんの症状を見極めて薬を変えることも必要となります。副作用で手足にしびれが出た人にも新しい薬に変えました。そして、むくみのある患者さんに対しては、弾性ストッキングの着用をすすめていました。

乳がんの患者さんの症状は、人それぞれです。患者さんに寄り添って治療法を考えることが、大切なようです。

14時、手術日には手術が入ります。4時間ほどかかります。

18時、回診、次の手術を受ける人への説明など。

21時、調べ物や患者さんへの対応など。

24時、就寝。

お医者さんは、長時間労働ですね。それに、緊急事態がいつ起きるかわかりません。そのストレスもすごいと思いました。自分自身の健康管理にも気をつけてくださいね。

乳がんを探せ

西田美和さんは、マンモグラフィーの写真から、乳がんを探す技術を向上させるべく学んでいます。乳がんは早期発見が大事ですが、これがなかなか難しいようです。

乳腺も乳がんと同じく白く写るからです。見分けが難しいのです。先輩の増野ドクターが指導してくれます。「ミルキーウェーといって見落としが多い」と教え、また、写真の味方も教えてくれていました。

手術は患者さんに寄り添って

乳腺外科医は、手術を行います。その際に、切り取る範囲をできるだけ少なく、そして、縫い目をきれいにと心がけているそうです。

西田美和さんは、手術の一部を任されることになりました。乳房温存手術です。最近では手術の6割が乳房温存手術となったようです。

乳がんの周り最大2cmを切り取りますから、がんの見極めが大切です。縫い方は、埋没縫合を使ってきれいに縫い、後の傷が目立たないようにします。

西田美和さんは、鶏肉を使って縫い方の練習に励みました。鶏の皮が、人間の皮膚によく似ているからです。

手術が始まり1時間後には、乳がんが切り取られました。後は仕上げです。2mm間隔で目立たないように縫いあわせていきます。手術は、4時間で終了しました。

乳腺外科医として

西田美和さんは、乳腺外科医として診療を行い、10人の乳がん患者さんを見とりました。その人達の顔を思い浮かべながら、日々の診察をしなければと思っていると、話されていました。

その真摯な姿勢に感動しました。素晴らしい女医さんになられると思いました。

西田美和さんの初任給は、30万円だそうです。普通の仕事に比べ高給だと思いますが、実働時間と責任の重さを考えると、30万円でも安いと思いました。

休みの日には、

クリスマスにも泊まりの仕事があり、普段でも家に帰るのは真夜中です。翌日のためによく寝ることが大切ですと、言われていました。

また、仕事の後の女子会(看護師さんなどと)では、西田美和さん評はサバサバしている、サッパリしている、というものでした。さすが、外科系の女医さんという感じがしました。乳腺外科医にぴったりだと思いました。

お医者さんの仕事は断面的にはわかっていましたが、1日を通しての活動を知ると、大変な仕事なのだと改めて思いました。人の命を救うという大事な、尊敬されるお仕事です、体に気をつけてがんばってください。

キキョウの花
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Author:Tomoko Ishikawa Valid HTML5 Valid CSS
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更新日:2016/01/31