柿の木の、楽天 の実がだんだんと赤味を増しています。果物の中でも酸味の無い柿は特殊な存在だなと思います。柿には甘柿と渋柿があります。日本でよく見られる柿は約30種類で、そのうち17種類が甘柿と言うことです。渋柿の方が多いようです。

「柿が赤くなると医者が青くなる」ということわざがありますが、ビタミンCはみかんより多く、ポリフェノールも豊富に含まれているので風邪などをひかなくなると思われます。

柿の栄養・効用

柿にはいろんな栄養があり、健康にも役だってくれます。食べ過ぎには注意が必要です。柿はギョーザを食べた後の臭い消しに最高だそうで、臭いが1/5に減るそうです。

柿の栄養素 柿の効用
カリウム 利尿作用があり、二日酔いを治します
タンニン 血管をしなやかに強くし、高血圧、脳梗塞の予防・改善に効果があります
ビタミンA 干し柿は生柿の約3倍のビタミンAの効果があります
ビタミンC りんごの500倍もあるようです
ペクチン ペクチンはコレステロールを減少させるので、動脈硬化の予防に有効です
糖分、酵素など 酵素カタラーゼを含み、アルコールやアセトアルデヒドを分解し二日酔いに効きます
その他 生柿は体を冷やすので、リウマチや神経痛にはよくありません。発熱や二日酔いには良いです。
食べ過ぎると腹痛や下痢をおこします。また、タンニンのとりすぎになると便秘や鉄の吸収を妨げることになるので、1日に大きめを1個が適量のようです。

柿の生産など

主な柿の種類と作付け面積は以下の通りです。

柿の作付け順位 柿の名前 主な作付けの県名
1位(27%) 富有(ふゆう) 岐阜県、奈良県、福岡県
2位(16%) 平核無(ひらたねなし) 山形県、和歌山県、新潟県
3位(14%) 刀根早生(とねわせ)
4位(6%) 松本早生(まつもとわせ)

柿の輸出は、タイへ約5割、香港へ約2割、台湾へ約1割となっているようです。

出荷量で多い県は、和歌山県、奈良県、福岡県、岐阜県の順で4県で約5割を占めています。

奈良県では昔から柿の木が多かったのでしょうか。「柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺」

西条柿と干し柿

西条柿です。渋柿の代表でしょうか。干し柿(つるし柿)にすると、甘くて日持ちがします。こどもの頃は、お正月にこたつにあたって食べたものです。

これは、植えてから3年位しか経っていないので、まだ木が小さく実も少ないです。夏に高温の日が続き、毛虫も発生して実の付きが悪いようです。

干し柿は、体を冷やす作用が消え、体力を補い、胃腸を丈夫にし、咳や痰を抑え、喀血を止め、二日酔いに効くそうです。

2009.10

柿の育て方

場所 温かい場所へ植える。北風、乾燥を嫌う。
肥料 寒肥は芽を出す力を与える、実が熟す前にも肥料が必要。
病害虫 ヘタムシが最大の敵。実が青いうちから入って食い荒らす。カルホス乳剤を5月上旬から月2回、7月中まで続ける。
剪定 枝葉全体に日光が当たるようにする。前年に実をつけた枝には花芽がつきにくいので1〜2月の間に剪定する。
収穫 枝ごと折って取ると、枝をすかすことになる。1枝に2個ぐらいに摘果すると毎年実が付く。

柿の渋抜き法

お湯の利用
渋柿を厚手のポリ袋に入れて約40℃のお湯に一昼夜つけます。一番手軽ですが日持ちは悪く、味も落ちるそうです。
焼酎の利用
渋柿のヘタを手でていねいに取り除き、ヘタの周りに4カ所ほど竹串で刺して穴を開ます。焼酎をお椀などに小出しにしておき、穴を開けた柿の穴の辺りに焼酎をまぶすようにします。厚手のポリ袋に入れて密封します。1週間ほどでおいしく食べられます。
ドライアイスの利用
ドライアイスを買ってきます。ダンボール箱に厚手のポリ袋を入れ、ポリ袋の中へ渋柿を詰めます。そして、新聞紙でくるんだドライアイスを入れて密閉します。約3日で渋が抜けます。
りんごの利用
渋柿とりんごをいっしょにポリ袋に入れ密閉します。約1週間で渋が抜けます。
米びつの利用
渋柿を米びつの米の中に入れます。約2〜3週間で渋が抜けます。

生柿を長持ちさせる方法

柿はヘタで呼吸をしているそうです。呼吸をすると柿の水分が抜けてしわしわになります。冷蔵庫で3週間長持ちさせるには、柿のヘタを湿らせると良いそうです。

濡らしたティッシュを水がたれないように絞り、柿のヘタの上に置きます。そして、新聞紙などで包んでから冷蔵庫へしまいます。

毎日果物200gを食べよう

果物は、ビタミン類や食物繊維が多いことから、1日200gを目安に摂取するようすすめられています。

柿で200gを摂るとすると、柿2個に相当します。ちなみに、りんごは1個、バナナは2本、みかんは2個、梨は1個、ぶどうは1房、キウイフルーツは2個に相当します。

富有柿の産地、福岡県朝倉市杷木(はき)

福岡県南部の筑後川流域は、甘柿の産地です。朝倉市杷木(はき)地区では、「柿狩り」の果樹園がたくさんあるそうです。(朝倉市商工観光課 0946-52-1428 朝倉市観光協会 0946-24-6758)大正天皇が陸軍の九州演習に見えたときに、朝倉市杷木(はき)地区の富有柿を献上したようです。

日本では、柿はどこででも取れて珍しくないのか、かわいいですむくのが面倒という若者が増えたのか、消費量が今ひとつ伸びていません。そこで、香港への輸出が試みられました。香港では、日本の柿はおいしくて安全だと言うことで高級品とされています。もっと増産して輸出を増やしたいと丸進青果は積極的な取り組みを行っています。2009.11 読売新聞から

柿渋染め

渋柿を青い時に取り、砕いて水に浸しておくと褐色の液体になるようです。主成分はタンニンで防水、防腐効果があります。昔は、漁網、養蚕の道具、酒袋、うちわ、漆器や板塀、柱にまで使われていたそうです。今では、化学薬品にとってかわられてしまいましたが。

最近では、殺菌効果を生かしたボディータオル、ふきんの柿渋染めが好評ということです。柿渋染めは、落ちにくく他の草木染めのように色止めをする必要はないそうで、こした渋柿の駅に布地を浸し、絞って干すだけです。しかし、機構に左右されやすく、同じ物を作るのは難しいそうです。日光に当てるほど色が濃くなるようです。福岡県朝倉市の北部にある秋月にある「工房夢細工」(0946-25-0273)で作られています。

柿を使った御菓子とワイン

朝倉市では柿を使った御菓子、柿まんじゅう「ふゆ」があります。刻んだ柿の果肉をあんに入れて、柿の食感を残したまんじゅうです。あさくら堂(0946-52-0066)が作っていて1個100円です。

「柿ワイン」は、JA筑前あさくらが販売しています。1本1300円で地元の道の駅などで買えます。

キキョウの花
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更新日:2016/08/26