胃もたれ

たけしの家庭の医学で「胃もたれ」をテーマに放送していました。年を取ると胃もたれを感じやすくなります。胃もたれ予防法を学んで、日々食事がおいしく食べられるようにしたいです。

また、驚いたことに日本人の4人に1人が機能性ディスペプシアの症状(胸焼け、食欲不振、胃もたれ、腹痛など)を訴えているそうです。

胃もたれを起こす胃の動きとは?

胃もたれを起こす胃は、胃のぜんどう運動が鈍くなっています。胃もたれ知らずの健康な胃は、食後2分で動き始め、その収縮は強く1分間に3回以上となります。

胃もたれ楽天 を起こした胃は、食後10分後にやっと動き始め、動きも弱く、やっと1分間に1回という収縮しかできません。

なぜ反応の鈍い胃になったのか

反応の鈍い胃になった原因は、ストレス、食生活(脂物、アルコールの過剰摂取)喫煙、加齢などと言われています。

実験では、健康な胃の人は、適当な油で胃の活動を活発にしました。

アルコールでの実験の場合は、ロックだったので、よけいに胃を冷やし胃の活動を抑えたようで、食後15分に動き始め、収縮は弱く1分間に2回でした。お酒はまず、ビールから始めるのが、胃にやさしいようです。

胃下垂の場合は

胃下垂の人は、胃より腸が上にあり、内容物を持ち上げるのが大変で、胃に負担をかけ、ぜんどう運動が弱くなります。

胃下垂の人は、一度にどか食いをせずに、分けて食べると良いそうです。

ダイエットした胃は

ダイエットを長期に続けた胃は、胃が萎縮する場合があります。そして、胃の動きも悪くなります。そのためにも、あまりにも食べないダイエットは、胃を障害するので注意が必要です。

胃もたれ、胃痛の原因、機能性ディスペプシア

機能性ディスペプシアとは、上腹部の消化器症状のことで、胸焼け、食欲不振、胃もたれ、腹痛などが見られますが、検査しても異常が見つからないものを言います。

胃の運動不全型、胃潰瘍型、胃液逆流型、特発型などの4つの型に分けられるようです。日本人の4人に1人が機能性ディスペプシアの症状を訴えているそうです。

胃の上部のふくらみが悪かったり、腸への送り込みが悪かったりします。胃の感受性や胃の動きのリズムが悪くなっています。これには、生活の乱れが影響しています。

機能性ディスペプシアの対策は

  1. 十分な睡眠をとります。
  2. ストレスを軽減します。
  3. たばこは胃の血のめぐりを悪くし、胃酸を減少させるので、止めます。
  4. 食生活の改善をします。腹八部目、規則正しく食事を摂りゆっくりよくかみます。アルコール類は適量にします。
  5. 胃酸を抑える薬や胃の粘膜を保護する薬を飲みます。

慢性胃炎から萎縮性胃炎へ

慢性胃炎から萎縮性胃炎へと進行します。萎縮性胃炎は、進行すればするほど治りにくくなります。そして、胃潰瘍になる人もいます。高齢者では、胃に穴が開いていてもわからない人もいるようです。

胃潰瘍の原因は

胃潰瘍の原因には、ヘリコバクターピロリ菌、ストレス、タバコ、非ステロイド抗炎症薬などがあります。

ヘリコバクターピロリ菌
日本人の半分の人が感染していると言われています。50歳以上の人は、70%以上が感染しています。子どもの頃に感染したヘリコバクターピロリ菌は、ずっと棲み着いています。そして、ヘリコバクターピロリ菌のいる人の2〜3%は胃潰瘍になるそうです。そして、胃がんの原因とも言われています。

胃がんの治療は

日本人に一番多いがんと言われています。早期癌は症状がありません。胃がん検診には、X線やバリウム検査がありますが、95%は内視鏡検査から見つかっています。

内視鏡検査を受けたら良い人
ピロリ菌が居る人、萎縮性胃炎の人、40歳以上の人、親族が胃がんになった人、胃の不調が続く人、胃潰瘍の人などです。
早期癌
胃がんが粘膜層まででとどまっている場合は98%治ることもあります。粘膜層の下の粘膜下層まで胃がんがとどまっていれば、早期がんの内です。
進行癌
粘膜下層の下の筋肉層やしょう膜に侵入した癌は、進行癌になります。
EMR(内視鏡的粘膜切除術)
1センチ未満の小さな胃がんの時に行われます。ループ状の電気メスで切除します。約20%に局所の再発がみられるそうです。
ESD(内視鏡粘膜下層剥離術・新しい内視鏡治療)
生理的食塩水を癌の周りに注射し、病辺の周りを削ぐように切除します。適切な深さで切れます。大きさに制限なし、一括切除可能です。局所の再発はほぼなしだそうです。
ダンピング症候群
胃の中心部を大きく切り取る手術をした場合に、食べ物がザーッと一気に十二指腸へ流れることです。

胃を守る食生活とは

食品には、消化しやすい物と消化しにくい物があります。どの食品が消化しやすいか知っておいて、日々の食生活に取り入れていきたいと思います。

30分ーー半熟卵

45分ーー麦飯

2時間ーー鯛の刺身

2時間15分ーー米飯

2時間30分ーーもち・生卵

2時間45分ーーうどん・パン

3時間15分ーーステーキ・アイスクリーム

煮る、蒸すなどの水を食品に入れると消化しやすくなります。また、魚を焼くと硬くなるので、分解されにくくなり胃に負担がかかります。煮る・蒸すの次には、刺身が消化しやすいです。

アルコールから胃を守るには

お酒を飲む前に良い食べ物は
プリンなどの牛乳を使った物は乳たんぱく質があり、胃粘膜を厚くします。
お酒を飲み過ぎた後の飲み物は
ウーロン茶よりも麦茶や水が良いです。ウーロン茶には、カフェインが含まれていて胃酸を増やすからよけい胃もたれになります。アルコールを大量に飲むと胃もたれの原因となる胃酸が増えるので、麦茶や水で胃酸を薄めます。

胃もたれがある時の食事は

キャベツ
キャベツの千切りが良いです。キャベツにはビタミンUが含まれていて、胃粘膜の炎症を修復して、胃潰瘍の予防をしてくれます。
大根おろし
焼き魚と大根おろしの組み合わせも大根のジアスターゼが消化をよくしてくれます。また、焦げた魚からなる胃がんの予防にもなるそうです。焼き魚と大根おろしは、絶妙は組み合わせなのです。

楽しい仲間とワイワイおいしくいただき、ストレス解消することも大事なことですね。飲み過ぎ、食べ過ぎには、くれぐれも気をつけてください。

キキョウの花
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Author:Tomoko Ishikawa Valid HTML5 Valid CSS
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更新日:2016/08/21