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AIM検査(メタボの予防に)

テレビで「夢の扉」ーメタボ研究の世界最前線という番組を見ました。東京大学大学院医学系研究科の宮崎徹さん(48歳)の研究されているAIMという物について詳しく説明されていました。

AIM検査も確立されたようですし、日本人の多く・約2000万人(予備軍も含めて)が罹っているメタボリック症候群を、AIM検査で正確に判定し、AIM値をコントロールできる方法を見つけて、生活習慣病の予防にも役立てて欲しいと思いました。


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宮崎徹さんの研究の動機と研究

宮崎徹さんは、医師として日々の診療にあたっておられました。しかし、対症療法ばかり行っていることに疑問がわいてきたそうです。

病のおおもととなっている物は何か、なぜそういう病気が起きるのか、わからないまま診察していることに疑問がわいてきたそうです。

宮崎徹さんの真摯な姿勢、真理を探究したいという科学者の思いに患者側として拍手を贈りたいと思います。

そこで、宮崎徹さんは熊本大学発生医学研究センターで免疫学の勉強をされました。その後、パスツール大学(フランス・ストラスブール)ポスドク研究員として学ばれ、その後、バーゼル免疫学研究所(スイス)主任研究員として励まれました。ここは、ノーベル賞を受賞された利根川進博士が研究された場所で、日本人としては、2人目だそうです。白血球の免疫機能について研究されました。

1999年白血球から分泌されるAIMを発見されました。それから、アメリカのテキサス大学へ移られました。5年間結果がでない日々を過ごしたそうです。そこでの研究者から「AIMは、 生活習慣病 に関係しているのでは」と言われ、ピンときたそうです。

2005年、AIMが動脈硬化を引き起こすことが、わかりました。

2006年に帰国し、東京大学大学院医学系研究科・教授として研究されています。そして、AIMが脂肪を分解する時に、サイトカインを出すことがわかりました。

AIMとは何?

肥満すると動脈硬化になることが多いですが、その間に何が起こっているのか探ろうとしました。そこに、AIMの働きがありました。

AIMは、脂肪のかたまりの外側を取り囲む幕のように丸く存在しています。AIMは、白血球から分泌されるたんぱく質で、脂肪を分解します。しかし、その時にサイトカインが血管内に出て、炎症を起こします。

この炎症が、脳梗塞や心筋梗塞を起こします。この他にもいろんな臓器に炎症を起こすのです。サイトカインが脳で炎症を起こすとアルツハイマーにもなるようです。

AIM検査キット

AIM濃度が高いと、生活習慣病になるリスクが高くなります。そこで、血液からAIM濃度を測定する検査キットの開発をされました。

血液から血清を取り出し、試薬を混ぜます。黄色が薄いとAIM濃度が低いそうです。濃い黄色だとAIM濃度が高いと判定されます。専用の器械でAIM濃度を測ります。

AIM濃度の平均値を求めなければなりません。血清をたくさん集める必要が出てきました。知り合いなどに頼んで血清を集めたそうです。

AIM濃度の平均値

600人分の血清からAIM濃度を測定し、AIM濃度1.5〜2.5が平均値となりました。体型と照合すると、AIM濃度が高い人は、太っている人が多かったそうです。

しかし、身長が168cm、体重が120kgの人でもAIM濃度が2.6だった人もいます。この人は、太っていても重い生活習慣病になる可能性は低いそうです。

痩せ型の人でも要注意の人がいます。AIM濃度が高い人がいました。将来的な生活習慣病の危険度がわかるかもしれません。これから、たくさんの人を測って継続的に調べていけば、わかってくるでしょう。

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AIMを抑制させる薬

将来的には、AIM濃度を薬で抑える、AIMを使って生活習慣病の予防をはかることを考えておられます。

2020年までには、AIMをコントロールする手法を確立し、生活習慣病を減らしたいと決意されています。

なぜ病気は起こるのか、病気を根源的に治したいという、強い気持ちが光を呼び込むと思います。がんばってください。

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更新日:2010/11/30