隠れ肝臓病(C型肝炎)

テレビで隠れ肝臓病の人が100〜200万人いると言っていました。毎年の健康診断での肝機能検査の結果は異常なしにもかかわらず、しずかに肝臓病が進んでいるのです。その原因は、C型肝炎ウイルスによる感染で、10年〜30年という長い間に肝臓が障害を受けていることによるものです。

そのC型肝炎ウイルスによるは、血液製剤、輸血などでも感染しますが、その経験の無い人にもC型肝炎ウイルスによる感染が見られているのです。それは、子どもの頃の予防注射の集団接種に原因がありました。注射針や注射器の使い回しによる感染でした。2009.9.29

隠れ肝臓病(C型肝炎)の症状

肝臓病楽天 と言えば、お酒の飲み過ぎが原因と思います。が、お酒も飲まず肝炎になり、自覚症状のないままに肝硬変になっているという恐ろしい病気が隠れ肝臓病です。肝硬変になる7割の人、肝臓癌の9割の人がウイルスが原因でなるようです。

100人に1〜2人の割でC型慢性肝炎の患者がいると推定されていて「21世紀の国民病」と言われています。

ただ疲れやすく、少し横になってやすめばまた動けるという生活の十年後に、胸に強い痛みを感じ、吐血(どんぶり1杯)後肝硬変がわかり、入院という女性70歳もおられました。

C型慢性肝炎は、肝がんだけでなく、食道静脈瘤の破裂、肝性脳症なども起こすそうです。

隠れ肝臓病(C型肝炎)の原因

薬害肝炎として認められている血液製剤、輸血、手術などの経験もなく、C型肝炎に感染して本人がC型肝炎感染に気づいていない人が100〜200万人いるそうです。

C型肝炎感染は、子どもの頃の予防接種の時に起きていました。集団接種による注射針や注射器の使い回しによる感染でした。1950年代からずっとずっと使い回しは続けられて、1988年にやっと全ての使い回しが中止されました。だから、21歳以下の人はひとまず安心のようです。

健康診断の死角

健康診断の血液検査の中で、肝機能の状態を教えてくれるのは、AST(GOT)、ALT(GTP)ですが、これらは、肝炎になってもれだした酵素を測っているそうです。C型肝炎ウイルスの中には免疫細胞が攻撃しないものがあり酵素が出ないこともあるようです。また、肝硬変が進むと肝細胞が少なくなり酵素も出ない状態になります。それで、肝臓が障害されていても肝機能検査では、正常値の範囲になることがあります。

肝機能検査の正常値

男性は、AST(GOT)、ALT(GTP)ともに30以下、女性はAST(GOT)、ALT(GTP)ともに19以下が正常値です。男性と女性では酵素の量が違うから正常値も違ってくるそうです。

隠れ肝臓病(C型肝炎)防止にウイルス検査

ウイルスの検査は、採血するだけでOKです。B型肝炎ウイルスはHBS抗原を調べ、C型肝炎ウイルスはHCV抗体を調べるそうです。

一生に一度調べれば良いようですから、まだの人は早めに調べて安心するなり、早期治療をするかにした方がよさそうです。

ウイルス肝炎の種類

ウイルス肝炎の型 感染源 治癒など
A型 水・食べ物 自然に治る、(貝類はよく火を通して食べること)
B型 血液・体液 感染力が強い、肝硬変・肝がんになりやすい
C型 血液・体液 慢性化しやすい、肝硬変・肝がんになりやすい
E型 水・食べ物 自然に治る

C型肝炎ウイルスで日本人に多いのは1b型が約70%、2a型が20%、2b型が10%で、1a型はほとんどないようです。1a、1b型はインターフェロンが効きにくいタイプとされています。

C型肝炎の治療法

C型肝炎の治療法は、ペグインターフェロン(注射)とリバブリン(内服薬)の併用が行われています。約2/3の人は治るそうです。C型ウイルスの型やウイルスの量によって治癒率や治療期間も異なってくるようです。

副作用は、人によっても違いますが、発熱、食欲不振、下痢などの症状が出る人もあります。

C型の場合、平成26年度までは月1万〜5万円の自己負担で治療が受けられます。残念ながら3割の人は治らないので、肝ひ護療法というグリチルリチン配合剤(注射)とウルソデオキシコール酸(内服)が行われます。

B型肝炎の治療法

B型肝炎の治療法は、インターフェロン(注射)と核酸アナログ(内服薬)を1日1回でコントロールするようです。

肝炎の感染を防ぐために

肝炎の感染を防ぐためには、歯ブラシ、ヒゲソリの刃の共用を避けることぐらいです。あまり神経質にならないようにします。血液、体液には気をつけてください。

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Author:Tomoko Ishikawa Valid HTML5 Valid CSS
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更新日:2016/04/03