子宮内膜症

子宮内膜症をもっている人は、日本では月経のある女性の10人に1人と言われ、とくに20〜40歳代の女性に急増しています。現在、治療を受けている人は12万人、潜在患者数は200万人とも推定されています。

子宮内膜症の3大症状は、月経痛、骨盤痛(月経時以外の下腹部や腰の痛み)、不妊だそうです。

子宮チェック法

  1. 月経量が多い
  2. 内科で貧血と言われた
  3. 頻尿がある
  4. 薬を飲まないと月経痛(生理痛)が、がまんできない
  5. 慢性的な下腹部痛がある
  6. 月経の頻度が高い

上記の6項目のうち、4つ以上が当てはまる人は、産婦人科を受診し、相談してみてください。

子宮内膜症とは

子宮内膜症の3大症状は、月経痛、骨盤痛(月経時以外の下腹部や腰の痛み)、不妊となっています。子宮内膜症という病気は、子宮の内腔以外の場所にも子宮内膜が生育している病気だそうです。

子宮楽天 の内腔以外の場所でも子宮内腔で起こるのと同様に、毎月内膜が増殖と剥離出血を繰り返すことになります。

その場所で内出血を起こすようなもので、それが痛みとして感じられることになります。

(タンポンを使用すると子宮内膜症になりやすいということはありません。最近では子宮内膜症の発症に免疫系の関わりがあることがわかってきて、この免疫系統の異常が不妊症に結びついているのではないかと言われています。宮内膜症は再発しやすい疾患であり、生理が来るたびに病状が少しずつ悪化していくという特徴があります。)

子宮内膜症の人は、やせ型、胃腸下垂型の人に多く遺伝的な要素もあると言われています。

子宮内膜症の原因

子宮以外の場所でなぜ内膜組織ができるのか、原因は不明だそうです。月経の時に、月経血が卵管から腹腔内に逆流し、いろんな場所に根付くという考え方があるようです。

出産数が多かった時代には、子宮内膜症はあまりなかった病気だそうです。妊娠・出産・授乳をしている間の約2年間は月経が無いことと関連しています。近年は結婚が遅く、妊娠・出産の回数も少なくなりました。

子宮内膜症は、月経が繰り返されるたびに進行する病気です。妊娠・出産の回数が減り月経の回数が多くなったことが、子宮内膜症が増加した原因の一つのようです。

子宮内膜症の症状

多くの人は、月経痛が激しいこと(月経困難症)で受診します。また、卵管が癒着して、精子や卵子の通過障害が起きている場合には、不妊症で受診される人もいます。

子宮内膜症は、月経痛が年々ひどくなり、性交痛や排便痛があるそうです。不妊症の原因になることもあります。

月経の時、普通は子宮の内側からはがれ落ちた子宮内膜は、月経血として膣から体外へと流れ出ます。子宮内膜症の場合には、子宮以外の場所で増殖した子宮内膜は腹腔内にとどまり、炎症や痛み、癒着を引き起こします。

子宮筋層内
子宮筋層内にできると子宮が大きくなり(子宮腺筋症)、月経血が多くなります。
卵巣の中
卵巣の中で増殖すると、卵巣がチョコレート色の血液でいっばいになる・チョコレート嚢胞になります。
子宮周囲
子宮周囲に発生し、他の臓器と癒着すると、激しい月経痛や性交痛などが起こります。特に卵巣や仙骨子宮靭帯には高い頻度で発生します。排便痛、腰痛が起こります。排便痛は、子宮内膜症独特のものです。

子宮内膜症の診断

 二つの方法があります。

  1. 内診、血液検査、画像診断(超音波、MRI、CTなど)などによる方法
  2. 腹腔鏡による方法

子宮内膜症の治療

子宮内膜症は、閉経すれば自然治癒します。症状や社会環境に応じて、治療法を選択する必要があります。

子宮内膜は、女性ホルモンに影響されています。閉経を迎えると、子宮内膜も子宮内膜症も自然に萎縮し消失します。年齢、症状、社会的環境・妊娠の希望の有無などにより、治療法が異なります。産婦人科医とよく相談してください。

妊娠を希望しない人
子宮・卵巣すべてを取り除くと完全に治ります。卵巣などを残すと、再発の可能性は高い。
妊娠を希望する人
(1)薬で女性ホルモンを抑える方法・・・偽閉経療法・・・数年で再発する場合が多いそうです。
(2)薬で排卵しないようにする方法・・・低用量ピル(経口避妊薬)療法、黄体ホルモン療法、抗黄体ホルモン療法などの選択の幅が広がっています。2008年からは保険適用の低用量ピルができ、治療を受けやすくなりました。
不妊症などで、妊娠を希望する人
排卵させない方法は使えません。一時的に女性ホルモンを抑える方法・偽閉経療法や癒着をはがす手術などを行う場合があります。

子宮内膜症の治療には、大きく分けると下の方法があります。

  1. 手術療法(開腹手術、腹腔鏡手術)
  2. 薬物療法(擬妊娠療法、擬閉経療法)
  3. 1.2.の併用もあります  

子宮内膜症になった人の例

26歳の女性は、月経痛のすごい痛みで救急車で病院へ行きました。子宮内膜症と診断されました。子宮内膜症は、子宮以外の所へ月経血が行き、出る場所がなくなるものです。月経が来る度に、痛みが来ました。

結婚できないかも知れない、子どもができないかも知れない、と悩みましたが、痛みには勝てず、27歳の時に手術することにしました。

両方の卵巣にチョコレート嚢胞(出血が卵巣内へ貯留したもの)ができていました。一つは卵巣の中身を吸出し、もう一つの方は、切除しました。

手術後は、月経痛もおさまり体調がよくなりました。29歳で結婚し、1年後に赤ちゃんができ、そして、3人の母親になることができたそうです。本当によかったですね。

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Author:Tomoko Ishikawa Valid HTML5 Valid CSS
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更新日:2016/09/06