変形性股関節症

股関節は、体重を支え歩行を担っています。40〜50歳代になると、股関節の骨が変形し歩くことが難しくなることがあり、変形性股関節症という病気のようです。

股関節の痛みは、小児期の骨の形の不具合によって骨が変形して起こることが多いそうです。生後3ヶ月までは要注意だそうです。

変形性股関節症とは

股関節の痛みで40〜50歳代以降の女性に多いのが、臼蓋形成不全(きゅうがいけいせいふぜん)などを原因とする変形性股関節症です。300万〜400万人が該当するそうです。

臼蓋形成不全とは、骨盤のくぼみは、大腿骨の骨頭を屋根のようにおおっていますが、この屋根のかぶりが浅い状態をいいます。生まれつきであることが多く、成長過程で治る人もいます。

骨盤楽天 のくぼみの形が悪いと、体重を支えるバランスが崩れ、一部の部分だけに体重がかかるようになります。その部分の軟骨がすり減り炎症を起こします。骨同士がぶつかり、骨が変形しやすくなります。

体重の増加や加齢だけでも骨が変形しやすくなることがあります。中殿筋の衰えも関係してきます。

変形性股関節症の股関節の異常の兆候

吉田整形外科院長、吉田雅之さんの話をもとにまとめたものだそうです。(読売新聞、健康プラスより)

初めのうちは、骨盤のくぼみと大たい骨の先端にある軟骨がクッションとなり、痛みを感じないことが多いそうです。その後、加齢や、軟骨がすり減ったり、筋肉が弱くなったりすると、股関節に鈍い痛みが出てきます。

長時間歩いた後や運動後に、股関節の周りが重い、だるいという症状が出ます。お尻や太ももにじわっとした痛みを感じることもあります。

休むと痛みがとれ、また痛みが出るなど波があるのが特徴だそうです。また、痛みで股関節が動かしにくくなり、靴下やストッキングがはきにくくなったり、足の爪が切りにくくなったりします。

痛みが長く続く人、痛みが強い人は、医師の診察を受けましょう。そして、体重の管理と筋肉を鍛えることに努力しましょう。

股関節の病気なのに、なぜ膝痛や腰痛が出るのか

最初に、膝痛や腰痛が出る人もいます。股関節の病気が原因なのになぜ、膝痛や腰痛から始まるのでしょうか。

股関節も膝も腰も、同じ神経が通っています。だから、股関節の痛みを他の痛みむと間違いやすいそうです。

そこで、膝や腰痛ということで、診察を受けると、膝や腰のみのレントゲンをとってしまいます。股関節の病気かもしれなから、股関節もとってくださいと言えばレントゲンをとって診断してもらえます。

股関節のおわんの部分が浅いと注意が必要です。

筋肉トレーニングで骨の変形の予防

股関節の周りの筋肉を筋トレやストレッチで鍛えると、股関節の骨の変形を予防できます。

骨の変形による痛みは、筋力の不足や姿勢が悪くなることで生じやすいそうです。

股関節を支える重要な筋肉は、大殿筋と中殿筋です。大殿筋が弱くなると、腰が曲がってよい姿勢ができません。中殿筋が弱くなると、骨盤が不安定になり左右のバランスが悪くなります。

筋肉の柔軟性が損なわれると、腰に負担がかかります。この予防には、股関節の前側にある腸腰筋と、太ももの裏側のハムストリングスのストレッチが大切だそうです。

大殿筋の筋トレ
仰向けに寝た状態で、両膝を立てて、お尻を持ち上げます。
中殿筋の筋トレ
横向きに寝ます。そして片足を、膝を伸ばしたまま上に持ち上げます。1回3〜5秒、1セット左右10回で3セット行います。
ハムストリングスのストレッチ
イスなどに片方の足を乗せます。体を前傾して太ももの裏側を伸ばします。
腸腰筋のストレッチ
床の上に片膝立ちになり、もう一方の膝を床について、腰を沈め股関節の前側を伸ばします。1回20〜30秒でそれぞれ左右3回程度行います。

筋肉がちょっと張る程度がよいそうです。決して無理をされないようにしてください。

水中ストレッチ

水中では、浮力があり痛みを軽減しながら筋肉を鍛えることができます。水中では、太っている人も、楽に運動でき、バランスが取りやすく、転倒する危険も少ないです。

水中ストレッチは、水の抵抗や水圧を生かして筋肉を鍛えられます。

水中ストレッチの方法

1股関節の内側の筋肉を伸ばす
水中で軽く歩き、脚の筋肉をほぐします。次に、直立姿勢で片膝を上げ、外側に開きます。そのままの高さで内側に戻します。左右5回ずつ行います。慣れてきたら歩きながら行います。
2股関節の内側の筋肉を伸ばす
両足を開いて片方の膝を曲げ、もう片足の脚の付け根に手をあてて押し、太ももの内側の筋肉を伸ばします。左右10回ずつ行います。
3股関節の前側の筋肉を伸ばす
壁に背中で寄りかかります。両手で片方の膝を抱え、腰を軽く前に出して、もう片方の股関節の前側の筋肉を伸ばします。左右10秒前後行います。

最後に、大またで水中をゆっくりと歩きます。太ももの裏側のハムストリングスや腸腰筋などの様々な筋肉を伸ばしながら鍛えることができます。

最初は、ストレッチと歩行を合わせて30分程度したらよいそうです。徐々に長くしていくようです。神奈川リハビリテーション病院の理学療法士・森井和枝さんは、「だるさや痛みの具合を翌日チェックし、運動量や時間を調整しましょう」と言われています。

姿勢をよくする

立ち姿で、股関節に負担をかけているか分かるそうです。お腹を突き出して立つ人は、おわんに浅く入ることになります。

猫背も股関節の負担になります。

軟骨の磨り減りを回復させる方法は、「貧乏揺すり」

ユニークな治療法を開発した井上明生先生は、「圧迫力を加えずに圧迫すると軟骨ができる」と言われます。それには、貧乏揺すりを継続してやると効果があると言います。

片方ずつ、毎日継続してやります。また、足を開く運動も良いそうです。

早く変形性股関節症を見つけることで、治療法の選択肢が広がると言われます。

また、おへそを斜め30度上に動かすことも有効だそうです。

キキョウの花
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Author:Tomoko Ishikawa Valid HTML5 Valid CSS
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更新日:2014/12/18