子宮筋腫

子宮筋腫は30歳以上の女性の20〜30%(5人に1人とよく言われます)あり、40代の女性に多いと言われており、女性にとっては必ずしも特殊な病気ではないそうです。

30歳代の人は、子宮筋腫が大きくなる可能性が大きいので、定期的な経過観察が必要です。薬物療法や手術療法が行われます。

子宮チェック法

  1. 月経量が多い
  2. 内科で貧血と言われた
  3. 頻尿がある
  4. 薬を飲まないと月経痛(生理痛)が、がまんできない
  5. 慢性的な下腹部痛がある
  6. 月経の頻度が高い

上記の6項目のうち、4つ以上が当てはまる人は、産婦人科を受診し、相談してみてください。

子宮筋腫とは

子宮楽天 の平滑筋の中に筋肉のコブのような塊(これも平滑筋でできている)ができます、これが、子宮筋腫です。良性の腫瘍で、ソフトボールくらいの硬さで、その中は一般にピンク色、や灰白色をしています。

中には暗赤色の筋腫や黄色調の物もあります。それが進むと透明なゼラチンような物質に変わります。他にカルシウムが沈着する筋腫もあり、これは石のように硬くなり、エックス線に写ることがあります。

近年、初経年齢が若年化しているので、20歳前半の女性にも筋腫の発見がみられそうです。筋腫に関わる症状が出るのは、30代半ばくらいが多く、30〜50代半ばまでが子宮筋腫の対象者となります。

子宮筋腫の原因

子宮筋腫の発育には月経をおこすホルモン・卵巣のホルモンが深く関っているそうです。卵巣からのホルモン(卵巣性ステロイドホルモン)のエストロゲンやプロゲステロンが筋腫の発育に都合のよい環境をつくっているものと、古くから考えられてきました。

子宮の筋肉は、赤ちゃんがお母さんのお腹にいる時に作られ始めます。この時筋腫の芽が作られる可能性が考えられるそうです。子宮の筋肉細胞と少し違った筋肉細胞が作られて、それが子宮のあちこちに潜んでいるのかもしれません。

この、少し違った筋肉細胞が、思春期になって卵巣からホルモンが出始めると育ち始め、何年もの歳月をかけ少しずつ大きくなり、筋腫なるのではと言う考えもあるようです。

妊娠しないで月経を繰り返していると、妊娠に向けて細胞を増やす準備をしていた子宮の筋肉は、細胞増殖の準備作業を何度も途中でやめなければならない状態になります。そうすると、細胞に異常がおこる場合があります。月経を繰り返すこと事体が、子宮の筋肉の中に筋腫の芽となる細胞を生み出す原因となるという考えもあります。

子宮筋腫の症状

しこりに気づいたら筋腫の可能性があります。が、しこりが急激に大きくなったなら、卵巣腫瘍(悪性も含む)や子宮肉腫などの悪性の病気の可能性もありますから、すぐに受診することが必要です。

粘膜下筋腫による出血の前触れとしては、黄色みをおびた帯下(おりもの)の量が増え月経周期に関係なく常に帯下(おりもの)がある感じになります。また、月経時に出血量が多くなってきたなどの場合は、子宮筋腫の前触れとなります。

月経量が多くなり、固まりとなって出たり、貧血の症状も出たりします。子宮筋腫は良性腫瘍です。閉経後に腫瘍が大きくなるようだと注意が必要です。

子宮筋腫は、できる場所により危険度が増す

子宮は筋肉でできています。子宮の一番外側にできるタイプと、筋肉の中にできるタイプとで、全体の8割を占めるそうです。

後の2割は子宮の内側に出るタイプです。このタイプは、小さくても子宮が外へ追いだそうとして動くそうです。小さくても、いろんな症状、大量出血や貧血、子宮内膜炎などを起こすようです。

この内側にできるタイプの子宮筋腫を持っていた人は、41歳の時に診断を受け、ずっと仕事のために我慢していました。しかし、3週間も出血が続き貧血になり、ついに子宮鏡手術を受けました。2泊3日の入院でした。子宮筋腫は、たった7gだったと言います。

子宮筋腫は、閉経すれば、小さくなるのが普通です。が、筋腫から悪性の子宮肉腫という物に変わることもあるそうです。正確な診断を受けることが必要です。

子宮筋腫の検査

エコー検査・超音波検査

エコー検査では、子宮筋腫は黒い影に見えます。黒くて丸く見えます。筋腫の大きさや筋腫の数により、定期健診の時期が決まるようです。年に1回で良い人もいます。

女性15人をエコー検査したら、5人に子宮筋腫がありました。しかし、要治療の人はいませんでした。

MRI検査
MRI検査では、筋腫の場所、数、状態が正しく見られるそうです。2年に1度の検査を薦めています。

子宮筋腫の治療法

経過観察
30歳代の患者さんは、年齢からみて、筋腫がこれから大きくなっていく可能性や、なんらかの症状が出てくる可能性はあるので、肉腫などの悪性疾患を見落とさないためにも、定期検診を怠らずに受けてください。帯下(おりもの)や月経の変化を見落とさないことが重要です。
手術療法
子宮を摘出する子宮全摘手術と、筋腫だけを取り除く筋腫核出術とがあります。筋腫核出術は、普通は手術後に妊娠を希望する場合に行われます。しかし、筋腫核出術を行っても、きわめて小さい筋腫まで全て取り除く事はできないため、数年後に筋腫がまた症状をあらわすことがあります。
薬物療法
鎮痛剤、ホルモン療法(GnRHアナログ治療)、漢方、鉄剤などが使われます。

日帰り子宮筋腫手術・新しいFUS超音波ビーム法

今までの手術法だと、子宮全摘術で、7〜10日の入院が必要です。筋腫核出術でも、7〜10日の入院が必要です。

FUSと言う超音波ビームで筋腫の60%は取れるそうです。2009年末から行われ始めたそうです。3カ所をビームし、1カ所に2分かけるようです。MRI室で行われるそうです。保険適応外なので、50万〜70万円かかるそうです。

また、4個以上あるとか、1カ所の大きさが10cm以上ある物は、FUSは、受けられません。それに、筋腫の位置の悪い人や妊娠を希望している人には、この治療法は使えません。 

子宮筋腫になった人の例

37歳女性は、30歳過ぎてから人間ドックで見つかりました。その後、貧血、出血が止まらないという症状が出始めました。遺伝的体質もあるようです。

結局、手術に踏み切りました。6個の筋腫を取り、大きいのは260gもあり、直径7cmでした。10年間不妊でしたが、手術後、7ヶ月目にめでたく妊娠されたそうです。

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Author:Tomoko Ishikawa Valid HTML5 Valid CSS
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更新日:2016/09/06