認知症の症状

高齢化社会に伴って、認知症楽天 という言葉をよく耳にするようになりました。一人暮らしのお年寄りが認知症を発症し、老人ホームに入られたという話をよく聞きます。女性に多いような気がします。気をつけることがあれば、今からでもやってみたいと思います。

2010年には、65歳以上の高齢者の約8%に当たる226万人が認知症になると推定されています。

認知症の症状(もの忘れ、認知機能障害)

もの忘れには「今日は何曜日か思い出せない」「先週会いに行った人に『久しぶり』と声をかけてしまった」「花の名前を忘れた」「新聞を取りに行ったのを忘れた」等いろいろありますが、花の名前などは、年をとると年齢相当に忘れます。

新聞を取りに行くなど毎日習慣的にやっていることは、無意識にしているので、覚えられないこともあります。

ただ、自分から計画して人に会いにいったのに、そのことをすっかり忘れている、机などが今までと違って乱雑になった、段取りができなくなった、などは問題だそうです。

認知症の早期ではまず記憶障害がみられます。記憶のメカニズムには、3段階があり1.新しいことを覚えこむ(記銘)2.覚えたことを保ち続ける(保持)3.覚えたことを思い出す(想起)です。加齢によるもの忘れは、3.の想起がうまくいかないために生じます。

認知症では記銘、保持、想起が障害されていて、新しい情報そのものが記憶されません。

しかし、保たれている機能は一見しただけではわかりません。この辺りを介護に生かす方法が探られています。

中核症状
認知症の症状には、必ず現れる中核症状があります。脳の神経細胞が壊れて起きる症状で、記憶障害や場所・時間がわからなくなる見当識障害などがあります。中核症状の治療薬は、国内唯一の薬として、ドネペジル塩酸塩(アリセプト)があります。服用により病期の進行を遅らせる、認知機能を維持できる期間が長くなります。早く服用するほど効果的で、やめると一気に進行する恐れがあります。
周辺症状
中核症状に対する不安、便秘などの身体疾患、薬物の副作用、不適切なケアが重なると、抑うつ、興奮、徘徊、妄想などが現れます。周辺症状をBPSD(認知症の人の精神症状と行動障害)と呼んでいます。
BPSD(認知症の人の精神症状と行動障害の治療
BPSD(認知症の人の精神症状と行動障害の治療に漢方が使われています。抑肝散(よくかんさん)という薬で、子どもの夜泣きやかんの虫の薬で、イライラや興奮に効果があります。

よくある症状は、「今日は何月何日?」「名前が出てこない」「晩ご飯食べたっけ」「同じ物をなんども買う」「しまう場所を間違える」「もしもし、なんだっけ?」物が無くなると、「とった?」などです。

もの忘れ以外の早期症状

だんどりよく物事が行えない
家庭生活・社会生活の小さな変化(うつ病に間違えられる)
  1. 付き合いの範囲が狭くなる
  2. 趣味から遠ざかる
  3. ふだんと違うイベントに適応できない

認知症早期発見の目安

もの忘れがひどい
  • 今切ったばかりなのに、電話の相手の名前を忘れる
  • 同じことを何度も言う・問う・する
  • しまい忘れ、置き忘れが増え、いつも探し物をしている
  • 財布・通帳・衣類などを盗まれたと人を疑う
判断・理解力が衰える
  • 料理・片づけ・計算・運転などのミスが多くなった
  • 新しいことが覚えられない
  • 話のつじつまが合わない
  • テレビ番組の内容が理解できなくなった
時間・場所がわからない
  • 約束の日時や場所を間違えるようになった
  • 慣れた道でも迷うことがある
人柄が変わる
  • ささいなことで怒りっぽくなった
  • 周りへの気づかいがなくなり頑固になった
  • 自分の失敗を人のせいにする
  • 「このごろ様子がおかしい」と周囲から言われた
不安感が強い
  • ひとりになると怖がったり寂しがったりする
  • 外出時、持ち物を何度も確かめる
  • 「頭が変になった」と本人が訴える
食欲がなくなる
  • 下着を替えず、身だしなみを構わなくなった
  • 趣味や好きなテレビ番組に興味を示さなくなった
  • ふさぎ込んでなにをするのもおっくうがり嫌がる

これは、「認知症の人と家族の会」が作成されたものです。上記は目安であり、医学的な診断基準ではありません。いくつか思い当たる点があれば、早めに専門の医師に相談することをお勧めします。と、いうことです。

医師が行っている軽度認知障害を30秒で見分ける方法

この方法も完璧とは言えませんが、医師にみてもらうタイミングを図る方法といえます。

時計描画テスト
時計を描いて10時10分の針を描いてもらいます。人によっては、数字が24もあったり、短針と長針がともに10の方向を指しているものもあるそうです。
指で検査者と同じ形を作ってもらう(空間認知機能検査)
指でキツネの形、ハトの形(両手のひらが自分の方を向くように広げ、親指を交差します)を作り、まねてもらいます。すると、自分の側に手の甲を見せるようにハトを作る人、両手を重ねる人両腕を胸の前で交差する人などがいます。

空間認知機能検査

  1. 患者さんと向い合って座ります
  2. 「私の手をよく見て同じ形を作ってください」と、指示は一度だけします。
  3. キツネの形を10秒します。よく見て、キツネなどと言ってはいけません。
  4. ハトを10秒作ります。

模倣ができなくても、できないと言わないことが大切です。そして、これだけでは認知症とは言えません。医者へ行く目安としてください。

認知症が進むと、どんな障害が出る

実行機能障害
電話をかける、掃除、洗濯、料理、買い物などができなくなります。単純な行動を順序よく実行する機能を要するので、実行機能が低下するとできなくなります。
失語
言語をあやつる能力の低下、うまくしゃべれない、相手の言っていることが理解できなくなります。
失行
服が着替えられない
失認
見ただけではりんごとわからないが、触ったり、匂いをかぐことでりんごとわかります。
見当識障害
今がいつか、ここはどこか、自分は誰か、わからなくなります。まず、「今日は何月何日」というような時間がわからなくなります。次に場所、次には人物に対する見当識が障害され、目の前にいる人が誰かわからなくなります。
キキョウの花
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Author:Tomoko Ishikawa Valid HTML5 Valid CSS
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更新日:2016/09/05