青いダイヤ

NHKのテレビ番組「ワンダー×ワンダー」は、世界最大!青ダイヤ、200億円の怪しい輝き、血塗られた呪いの伝説、真相を解明という長い副題のついたものでした。

ダイヤモンドというだけで豪華な物という印象ですが、世界最大となると実物が見えなくても興味津々と言ったところでした。

ダイヤモンドの加工・研磨

番組では、ダイヤモンドの採掘のことについては、詳しく述べていませんでした。この採掘場での問題などは、後で調べたいと思います。

インドがダイヤモンドの加工・研磨では世界一を誇っています。月2万円の報酬で職人たちが磨いています。

ダイヤモンドの原石は、カナダ、ロシア、オーストラリア、アフリカなどから、ベルギーへ集められます。ベルギーのダイヤモンド取引所から、6割がインドへと入ってきます。

そこで、インドのムンバイでは、ここに世界最大級のダイヤモンド取引所を作ろうとしています。ダイヤモンド取引所に税関を併設すれば、安全に外国へ持ち帰ることもできます。

中国は、経済大国にのし上がっています。お金持ちも多く、香港などからダイヤモンドをたくさん仕入れに来ているようです。

青ダイヤ「ホープダイヤモンド」

この世界最大の青いダイヤモンド楽天 は、45カラット以上あるそうです。ブルーに輝くダイヤは珍しいそうです。そして、青いダイヤは、持つ人を不幸にする呪いのダイヤと言われて来ました。

今では、アメリカ、ワシントンのスミソニアン博物館の中の国立自然史博物館の2階の国立宝石コレクションの800点の展示品の中でも、特別に展示してあります。

マリーアントワネット(フランス王妃)のイヤリングのダイヤ(20カラット)などは、3億円以上の値打ちだそうです。また、ナポレオンが王位を継いだ時の記念として妻へ贈ったネックレスと王冠は、963カラットのダイヤが使われているそうです。

しかし、青いダイヤはこれらに負けません。ダークブルーで、2.6cmあり、45,5カラットあります。世界最大の青ダイヤは、200億円以上の価値だそうです。

普通のダイヤモンド、普通の人が婚約指輪として贈るものは、0.3カラット位だそうです。

無色透明のダイヤモンドが普通ですが、黄色、ピンク、みどりなどもあり、これらは、窒素を含んでいることで、色が出るということです。

「ホープダイヤ」の特徴

深い青は、なぜできたのか謎でした。「ホープダイヤ」の中に何か特殊な成分が入っているのか、調べることになりました。

「ホープダイヤ」の表面を少し削り検査したら、炭素の他にホウ素が含まれていることがわかりました。通常は、深い地中で混ざることはないそうです。

また、「ホープダイヤ」に紫外線を当てた後に、「ホープダイヤ」が赤く輝くことがわかりました。1分30秒光りました。普通のダイヤでは、紫外線を当てた後に1/3が光りますが、青く光るだけで、赤く光るものはありません。

青ダイヤ「ホープダイヤ」の流れ

もともとこの青ダイヤは、インドの寺院にあった女神の目に入れられていた物だそうです。それが、盗まれてベルサイユ宮殿のルイ14世の元に来ました。

青ダイヤは、美しくカットされて67カラットの宝石となりました。フランス革命により、ルイ14世とマリーアントワネットはギロチン台で処刑されました。それから、フランスの国の物になりました。が、ここでも盗まれてしまいました。

1812年、ロンドンの宝石店で「ホープダイヤ」が表れました。盗みの罪が時効になってから出てきました。(実に20年後でした)

ニューメキシコ州の宝石研究家のアタウェイ夫妻が、「ホープダイヤ」は、ルイ14世の持っていた青ダイヤをカットしなおした物だと思われるという結論を出しました。

この「ホープダイヤ」は、銀行家、トルコの皇帝など持っていた人を次々に不幸にしたという話がついてまわりました。

最後に「ホープダイヤ」を手にしたのは、20世紀のアメリカ人女性でした。金鉱を持つ人の一人娘だったようです。結婚してマクリーン夫人となっていた1910年パリに滞在していました。

そこへ、ピエール・カルティエが「ホープダイヤ」を持って表れたそうです。毎夜パーテイーを開、大統領なども招待していたマクリーン夫人は、「ホープダイヤ」の呪いの話を聞いても型破りな人柄であったために、かえって興味を持ったようで、買ってしまいました。

パーティーでの「ホープダイヤ」の披露法は、犬の首にかけてみなさんに見せて回ったそうです。

しかし、その後悲劇に見舞われました。9歳の息子は交通事故で亡くなりました。経営していた新聞社は破綻しました。そして、離婚もしました。本人はアルコール依存症にもなり、娘は自殺しました。しかし、マクリーン夫人は呪いは信じませんでした。

この呪いの話は、1908年にふってわいたように出てきたそうです。カルティエの作り話ではなかったかと言われています。マクリーン夫人に買わそうと知恵をしぼったのかも知れませんね。

野犬にかみ殺されたと言われた人は、84歳まで生きて老衰で死んでいました。マリーアントワネットは、「ホープダイヤ」をつけなかったそうです。

マクリーン夫人の死後売りに出されました。しかし、売れませんでした。そこで、ニューヨークの宝石商は、スミソニアン博物館へ寄贈しました。

スミソニアン博物館では、50周年を祝し、台座を新調しました。ネックレスとなりました。「ホープダイヤ」が両手で優しく包まれているデザインとなっています。「ホープダイヤ」にふさわしい、とても上品な仕上がりでした。

ダイヤモンドの採掘の問題点

正式な鉱山では、ある程度の労働条件が揃っていると思います。

正式な鉱山ではない小規模な漂砂鉱床でのダイヤモンド採掘(個人的採掘)は、ふるいや鍋などの道具を使って個人、家族、地域住民が行う採掘だそうです。

多くの個人的採掘は漂砂鉱床地域(水食によって運ばれた川の土手、海岸線、海底に沿うように堆積された砂、砂利、粘土の地帯)で行われています。

個人的採掘での労働者の作業条件には多くの問題があり、それは労働者の働く衛生面、規制や安全な環境などです。そして、大半の労働者はダイヤモンド原石の真の価値を知らないため搾取されがちだそうです。

労働者は他の仕事がなく、生きるのがやっとの賃金で家族全員を養っています。このような状況の背景には、戦争で疲弊した国の極度の貧困、基本的なインフラ、教育、医療の欠如があるようです。

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Author:Tomoko Ishikawa Valid HTML5 Valid CSS
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更新日:2016/09/02